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広島市はJR山陽線とアストラムラインの乗り換えを可能にする白島新駅(仮称、中区西白島町)の早期事業化を目指す方針を決めた。予算化の第一歩として、一般会計当初予算案に利用者の流動調査の委託費など約930万円を計上した。
構想では、JR線の高架の下をアストラムが交差する部分に双方が新駅をつくり、連絡通路で結ぶ。秋葉忠利市長は記者会見で「国との話し合いが積極的な方向を向いてきており、具体化を図る時期と判断した」と明言。新年度は利用予測のほか、バス停や駐輪場などの施設配置、騒音・振動対策の具体的な検討などを進める。
白島新駅は都市圏の交通ネットワークの強化を狙う手段として構想が浮上したが、約45億円と試算される事業費の確保がネックになっていた。市、JR西日本、アストラムを運行する広島高速交通の負担割合の今後の協議が鍵となる。
広島市は1日、安佐南区の広島ビッグアーチと補助競技場で、老朽化した陸上競技用トラックの改修工事をスタートした。1994年の広島アジア大会をはじめ、国内外のアスリートが力走する舞台となったトラックは来年3月末までに一新。来年に広島で予定される陸上の日本選手権に備える。
ビッグアーチはアジア大会の2年前の1992年に完成した。市によると400メートルトラックの舗装に使用しているウレタン樹脂の劣化が進み、すべり止めの効果が低下。日本陸連の第一種公認を維持するには、改修は避けられないという。
完成以来、初となるトラック改修は表面から約2ミリ削り、新しいウレタン約3ミリで覆う。工事費は約1億3900万円を見込み、期間中はビッグアーチ、補助競技場とも一般利用できない。