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広島ビッグアーチ(広島市安佐南区)で二十日にB’z、八月十七日にはSMAPが公演する。一九九三年の完成以来、コンサートは初めて。芝を傷めないよう、「すのこ」のようなパネル約八千枚を主催者が準備して実現した。
パネルは樹脂製で、光を通す穴が開いている。一平方メートルの一枚ずつをねじでつなげる。欧州のスタジアムでイベントをする際は一般的な方法。
ビッグアーチを含む広島広域公園のスポーツ施設では、一九九七年に第一競技場でミスターチルドレンのコンサートをした。しかし、踏み荒らされた芝の復旧は予想以上に手間取り以後、以後公園内でコンサートはなかった。
パネルは一枚一万円ほど。ビッグアーチのフィールドは八千平方メートル近くあり、購入する余裕はない。今回はいずれもビッグネームのアーティストで、「パネル持参」で全国のスタジアムを巡演することから、条件が折り合った。
二組とも中四国や九州も含め、約四万二千人が訪れる予定。設営から撤収まで計三千四百万円程度の使用料が見込める。昨年度のビッグアーチだけの収入約三千九百万円の九割近くに相当し、施設側も歓迎している。