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ひろぎん経済研究所(広島市中区)は、今春完成する広島市民球場(南区)建設に伴う2008年度の経済波及効果を71億円とする試算をまとめた。広島東洋カープは新球場への移転、サンフレッチェ広島はJ1昇格で観客増が見込まれるとして、両チームのホーム試合で09年シーズンに153億円の波及効果があるとの試算も出した。
新球場の建設費90億円と周辺の道路整備費36億円のうち、08年度分の投資額は計42億円と想定。42億円分の直接需要が工業などの生産活動を誘発する1次波及効果を17億円、従業員の消費の増加などをもたらす2次波及効果を12億円とした。
カープの09年のホーム試合での経済波及効果は、新球場効果を期待し、年間観客動員を前年比約8%増の150万人強と予測。効果額は114億円と見込んだ。J1昇格のサンフレッチェは、09年の年間観客動員を約5%増の24万人強と見込み、効果額は39億円とした。